Sunday, October 18, 2009

ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと 刊行イベント

伊藤さん、小野さん、鈴木さんのトークイベントに行ってきた。

御三方とも非常に技術力の高い方々なのは十分承知。
その人たちがコード以外で何を語るか大変興味があった。

伊藤さんからはマネージメントの重要性を感じた。
「CTOなので技術の配分を考えています」
「マネージャーがモチベーションを与えなければならない」
「マネージャって大事ですね」
小野さんからは頭のリセットが必要な理由を聞いた。
「忙しいときは頭が悪くなっているんだ」


楽しい時間でした。ありがとうございました。



ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと

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Saturday, October 10, 2009

クラウドコンピューティング

JJUG Cross Community Conference 2009 Fall- Sessions

クラウド祭りなCCC2009でした。
自分のクラウドコンピューティングの企業利用についての理解を書いておきます。

1.事例
GoogleのGmail, Bloggerに代表されるウェブサービスやAmazon EC2、S3といった
ホスティングサービスやストレージサービスが代表となります。
しかし、ウェブサービスやホスティングサービス自体は2002年ぐらいからあったと理解します。
ですから考え方自体は別に新しくない。
昨今ではSalesforce.comでの経済産業省のエコポイントシステム構築事例もあり、
短期間での開発、運用コストが安い点をクローズアップし、
企業への売り込みに必死なメーカーあるいはSIerがメディアによる宣伝合戦を
派手に繰り広げている感があります。
ガートナーの2009のハイプ曲線の頂点に"cloud computing"が来ていますね。

2.特徴
GoogleやAmazon EC2, S3を例に特徴を洗い出してみます。
リソースの提供
時間貸し
ウェブサービスの提供
ターンアラウンドが短い(すぐに使える)

これにより(個人)ユーザが享受したのは
本質的なサービスの提供に専念できること
自分でマシンを運用するより低コスト

技術的な前提もあります。
インターネット
スケールアウト技術
CAP定理
BASE特性

個人の利用が進んだのはこれらの前提を踏まえても利便を享受できたからです。
個人利用での最大の利便は"コミュニケーション"だったでしょう。
日記という形態での手軽な情報発信と、それに対するレスポンスの取得。
これが利用を促進させたのではないかと思います。

3.ビジネスへの利用
ビジネスで利用するには、顧客の業務プロセスの理解とスケールアウトの技術が必要と考えます。

プライベートクラウドであれ、パブリッククラウドであれ、
ビジネスでクラウドコンピューティングを採用していただくには、
上記の事例と特徴がどのように業務プロセスに生かされ、利益を生むかを考えます。
ワークフローあるいは業務プロセスを"利益を生み出すコミュニケーション"と捉え、
業務プロセスの改善は、円滑なコミュニケーションを生み出し、利益につながると解きます。
また本質的でない作業からの解放も訴えかけましょう。
要は、顧客の業務プロセスが理解できていないとだめということですね。

技術的にはアプリケーション側でのスケールアウトのアーキテクチャが必要と考えます。
顧客の使用するデータの量は毎年莫大になっています。
スケールアップだけではいずれ崩壊します。
ここの部分についてはどういう手法があるのか、自分でも考えがまとまりませんでした。

4.おまけ
クラウドコンピューティングに限らず、世の中の技術動向の盛り上がりは、
ビジネスチャンスでもあるし、従来の開発スタイルを改善するチャンスでもあります。

例えば、従来であればエンドユーザとベンダーの間に、
システム開発部なんて仲介業者が、仕様に横槍を入れてきたりしてたかもしれませんが、
”本質的なサービスの追及が、クラウドコンピューティングの真髄です"
とかなんとかいって、うまいこと余計な仕様を回避する方向に生かすのもありかと思います。



ハイプ曲線

クラウドを超えた先の企業システム像 (arclamp.jp アークランプ)

JJUGCCC2009Fallにて気になったキーワードが「ハイプ曲線」だったので、
自分の理解でメモ

ハイプ曲線は、アメリカの調査会社ガートナー社が用いている
ITの期待度と浸透度(利用度)を表す曲線を指す。
だから見た目は一本の曲線だけど、
正確には二つの曲線をつなげていると理解していいと思う。

さらに浸透度には、個人での利用度と企業での利用度があると解釈する。
企業での利用が、個人の利用に比べ時間的に遅くなるのは常。
そういう意味では現実を表すにはもう少し複雑な曲線あるいはモデルになると思う。

この曲線の使い方としては、旬なITは何かを見るぐらいにとどめておくのがいいかも。
あるいは、自社の技術動向との比較として利用するのもありかもしれない。

下記リンクはいい説明をしているページ。
エンタープライズ:Gartner Column:第9回 ハイプ曲線でITの先を読む
エンタープライズ:Gartner Column:第51回 ハイプ曲線再考~ITの「墓場」を分析する




JJUG Cross Community Conference 2009 Fall

Sunday, October 04, 2009

vista 標準ユーザの環境変数の設定

昨年の2月に一度ハマったのだが、またまたハマったのでメモしておく。

Windowsでは管理者ユーザで作業をすることはほとんどない。
これはUNIXでいえばrootで作業しているようなものだから。

XPであればコンピュータのプロパティダイアログから自分の環境変数を設定できるが
Vistaでの設定方法は異なっている。


Windows Vista では、標準ユーザー アカウントでログオンする場合は、システムのプロパティ] ダイアログ ボックスでユーザー環境変数を変更できません。
この問題を解決するには、ユーザー環境変数をコントロール パネルの [ユーザー アカウントを使用して変更します。 これを行うには、次の手順を実行します。

1. [ スタート
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Start button
] をクリックし、 検索の開始 ] アカウント を入力する [ プログラム ] の [ ユーザー アカウント ] をクリックします。

元に戻す画像を拡大する
User Account Control permission
パスワードを入力する管理者のパスワードまたは確認するように求められたら、か 許可する ] をクリックします。
2. ユーザー アカウント ] ダイアログします 自分の環境変数を変更する [ タスク の下の [。
3. ユーザー アカウント、ユーザー環境変数に必要な変更を行い、 [OK] をクリックします。



# スクラムマスターを雇う時に聞いてみるとよい47個の質問

  # スクラムマスターを雇う時に聞いてみるとよい47個の質問 スクラムマスターへの質問というPDFがあるので、回答してみた。 定期的に自分の回答がどう変わっていくのか楽しみだ。 Scrum Master Interview Questions: Free Download of...