QCon Tokyo 2009 Day1 現場のITアーキテクトが知っておくべき10のこと - あるいは、技術が分かるPMが知っておくべき10のこと 鈴木雄介

自分用のメモです

http://www.slideshare.net/yusuke/10-things-it-architect-should-know?type=presentation


１．ITアーキテクトとは
何故必要か
要件と技術が複雑になっている
この状況を整理する人が必要

でも開発リーダでは無い
利害関係者のバランスを取る
作ることのリスクが高い

立ち位置が微妙
作る人でも使う人でもない
考えたことが誰にも理解されない
自分の立ち位置を自分で見つける
好みという信念が大事
こういうのは難しいけれど楽しいことでもある

IBMの認定試験がある
アーキテクトがアーキテクトを選ぶ

PMとアーキテクト
Good managers do the things right.
Good leadership does the right things.
マネージャとは複雑さに対応する人
リーダーシップとは変革を起こす人

PMはお母さん的、ITアーキテクトはお父さん的
どちらも大事、どちらも必要



２．アーキテクチャとは
定義がいろいろ

内圧（作ること）と外圧（使うこと）のバランスを360度でとった結果
きれいな円になっているか
要因にチーム構成、スケジュールも含んでいい
作れないアーキテクチャに意味は無い
圧力を発見する力が必要

デザインの輪郭

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深澤 直人
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ソフトウェア品質モデル　JIS X 0129-1

プロセス品質 ==影響==> 内部品質 ==影響==> 外部品質 ==影響==> 利用時の品質
　　　　　　 <==依存             <==依存           <==依存

ソフトウェアの外側はどこか

ユーザが真に評価するのは利用時の品質だけ
だからUIは重要

「クエリーの実行速度3秒短くするよりも3秒待ってもらうUIを作ること」
この視点が大事
利用状況を知ることも大事


３．PMとアーキテクチャ
PMBOKの定義
トヨタのマネジメントはなぜうまくいくのか
自動車の基本的なアーキテクチャは100年間変わっていない
過去の積み重ねの歴史
PMの精度を高めるためにはアーキテクチャの概念は必須

環境としてのアーキテクチャ
人は指示されても動けない
監視の仕組みが必要
いい加減を許容する空気が漂うプロジェクトはだめ

割れ窓理論
NYのジュリアーニ市長がとった犯罪対策
割れた窓を放置しない
小さい犯罪を取り締まることで大きな犯罪の発生を防ぐ

環境の要素を改善することで成功に導く（？）

アーキテクチャには知性がある
アーキテクチャにはプロジェクトの環境として機能する
人が環境に従ってしまうことの重みを考える


４．いろんなことに興味をもつ
ファシリテーション、コーチング、ロジカルシンキング
デザイン、建築、ビジネス

５．さいごに
現場に合わせて悩み、考えることが大事
答えは自分で見つけるしかない


今年をITアーキテクト強化年間にしたい。